加藤方彦のドイツでの日日~kato masahiko in Germany | |||||
久しぶりのブログです。 これまでのドレスデンの滞在を振り返って見ると、それなりに色々なことがあり、絵も描きつつ、それ以外のこともやらなくてはいけなくて忙しいと言えば忙しいけれど、でもやんわりとした締まりのない日々を過ごしている気がする。 なぜなら作品をつくるということに関しては、どれだけのことが出来たのだろうか考えてしまうからだ。相変わらず訳も分からず、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしている。 モノをつくるということは自分の意見を主張することだろうか。そうであれば他人の影響を受けてる自分も認めつつ、でももっと自分がどう考え、どう感じているのかを表現していきたい。それは文章でもいいかもしれない。 ずっと興味があるのは「自分とは何者か」という問いかけ。自分の心理を表す手段として、俺は森の中にりんごという自分の分身を描いて来た。そのりんごは森の中で一人でさまよって、何かを探して旅をしている。時おり、木陰で休んだりしながら・・。 また時々出会う他者との遭遇は時に楽しくあり、時にストレスをも生む。彼はまだ他者を受け入れられるほど大人ではない。りんごはきっと魂みたいなものなんだと思う。 でも最近はよくりんごではなく、人を描くようになった。 続く
by rethcawred1058hik
| 2012-07-05 04:25
| 不定期日記
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