加藤方彦のドイツでの日日~kato masahiko in Germany

カテゴリ:不定期日記( 30 )


ドレスデン滞在中

今回のドレスデン訪問は何度目だろうか。もう5回は来てる。
中心街の土地感も大体はわかるし、今度はもっとコアな所を探してみようかな。。共同アトリエを見学しに行っても面白いかもしれない。
今回は長い2、3週間の滞在になるかも知れないので、WGの一室を借りた。ドレスデンって本当に家賃が安い。それに比べてミュンヘンは考えただけで恐ろしい!!今まで住んでいた学生寮がどれだけ恵まれていたかを痛感する。でも自分で決定したことだから後悔などないけれど。
外国人局に行ったらビザの申請を断られた。学生でないと難しいらしい。これで振り出しに戻ったな。他はミュンヘンで復学するしかビザは確保できない。
でも教授もまたいないし今は待つことしかできない。あー絵を描きたい!!
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-09-10 03:55 | 不定期日記

部屋探し

友達の家が空いているので九月中はそこに住ましてもらっている。来週からドレスデンに行くので、バイトは昨日で当分入れないだろう。でもなぜかみんな俺が最後だと思って寄せ書きの色紙とか用意してくれてたけれど、そんなこと言ったっけ?また時間あれば働くつもりだし。多分あいつらの勝手な思い込み、自己満足だろうけど、ちょっとだけ迷惑。もちろん色紙をくれるというその行為自体は純粋にうれしい。
でもそれとは別の問題で、俺は、自分の利益しか考えていない人間を軽蔑するし、心の中で殺していく。お前は得してるけれど、他人は損、その尻拭いをしているということに平気でいられる人間を俺は認めないだろう。もしくは本人はそのことについて深く考えていないのかもしれない。俺はそんな人間にはならないようこころがけたい。でも残念ながら世の中そんな人間いっぱいいる。楽だしね、自分のことだけ考えていれば。

でも俺が引っ越すからいろいろ別れや名残りの挨拶をしてくれる友人たちには感謝だ。JaimeとStefie,Jorandaともあって一緒にご飯を食べた。そういえば去年のお別れの際もご飯に招待してくれたなあ。いつか俺がビッグになってご飯に招待するぜ!(笑) そしていつでもドレスデンに来てね。今度会うときはJorandaももっと大きくなっているだろう。またユウコとも久しぶりにゆっくり喋ったけれど、彼女も今ハンスと一緒で楽しそうだし、絵はあんまりよくなってないけれど、そういう生き方していくんだろう。また今の部屋をこころよく貸してくれているSebastian本当にありがとうと言いたい。なにかお礼をしたいんだけど。やはりギブ&テイクだよ。お金ではなく、人間が互いに無償で助け合うことの意味を俺は今実感している。自分ばかりでは絶対ダメなんだ。

そして次の新たな生活に向けて走りださなければ・・。
芸術をこころざすということはたぶん孤独との戦いなのだ。たった一人でポツンとたたずんでいる。周りの無理解や勘違いなど数えきれないほどあるが、それは俺のエゴかもしれないが、それでも一人でもやるって決めたんだ。そういった葛藤を力に変えてたくましく生きていこう。
今日は彫像をドローイングしに行った。同じことの復習かもしれないがコツコツ積み重ねていくこと。
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-09-05 10:05 | 不定期日記

その後・・

今日一年半住んだ学生寮の部屋を出て、今晩はアルバイト先の事務所の家に居候。なんか帰るところが変わると景色も違って見える。今まで住んでいた閑静な住宅街から、いまここはミュンヘンの中心街Maxmilianstrasseに位置するマンションの一室だ。すぐ近くには高級ブランド店、レストラン、オフィスなどが立ち並んでいる。周辺でずっとウインドウショッピングやカフェめぐりをしてても飽きないし、巨匠クラスの名のある作家の作品が見れるギャラリーもいくつかある。でも友達のセバスチャンが家のカギを送ってくれたので明日さっそくそちらの部屋に移ろうと思う。だからこれは今日一日だけのよい思い出だね。泊めてもらうのはもちろんありがたいけれど、やはりここは仕事場の周りの人の目もあるし、優しく気を使ってくれる人と皮肉や冗談っぽく言う人と両方いて、ずっとここにいるとどちらもストレスの原因になってしまうだろう。だから早めに移動したほうがいいと思う。

さて今は絵を描く禁欲的な毎日ではなく、学校の問題や引っ越しの手筈などで忙しい日々だ。まあ、何とかまだドイツに残って学生を続けられそうなので一安心。そしてこういう俺が困ったときにいろいろ助けてくれる周囲の友達、年上の方々にもとても感謝している。
でもまた近いうちにドレスデンに行って部屋探しやビザの再申請などもしなければいけない。こういう制作時間と場所の確保できない時期は、小さなノートとペンを片手にカフェや公園で1,2時間ドローイングをして気分転換をしている。
「自分のイメージを手で描いて形にするという行為」を常に忘れたくないという気持ちがそうさせているのだろうか。まあ今は焦らずじっくり力を蓄えればいい。
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-09-01 07:15 | 不定期日記

吉報を待つ

悪いことは本当に続くものだ。ドレスデンの学校から受け入れの許可が下りない。先先週はずっと別件で取り込んでいたし、先週でそれがようやく一段落と思いきや、一昨日からこの件で駆け回っている。今まで計画通り進めていたことがすべて台無しになる。今は待つしかできないが、結果次第では日本への帰国もありうる・・・。来月は友達の家に居候するしかない!!
FUCK!!こうなったら開き直るしかないぜ!!どうにでもなりやがれ!!でも制作したいな・・。
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-08-28 09:06 | 不定期日記

その後

Jahresでの出来事から時が経過して、俺は先週再びドレスデンに部屋探しにいた。運よく学生寮の一部屋を借りれて、引っ越しも来月に決定した。結局ミュンヘンのアカデミーを去ることになり、偽りの疑惑やいわれのない罵声もあびたけれど、他人がどう思うおうと自分自身では真偽はきちんとわかっていることだし、自分のやるべきけじめもつけたつもりだ。だからどう思われようと関係ない、胸を張って生きればいいさ。
そう、過ぎ去ったことは早く忘れて、今月はまだミュンヘンに残って荷物の整理や、夜は皿洗いのバイトをして過ごす予定だ。今日は今から俺の絵を見たい来客があって、少しドキドキだ。絵は売れるのかな?
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-08-07 20:51 | 不定期日記

人生

「人生」って重い題だけど、この7月中に本当にドラマのような日々が俺の前で起こっている。
あの事件がきっかけで俺はココに留まるべきではないとはっきりと確信して、自分の居場所を探して旅に出た。運よくDresdenにて席を見つけて、気持ち新たに再出発しようと今はあわただしく準備をしていたところだが、その際の今日の出来事だ。今日はJahresausstellung、学内展の最終日で俺も昨日から学校でゲリラ的に展示したりして忙しく、友達も何人か会えてうれしかった。ここ数日、周りの人の温かみを実感出来て本当に幸せだった。
なのに再びの事件。でも今回に関しては本当に身に覚えのないことだし、前回は俺がやったことは全面的に謝罪したし、出来るだけの償いもした。でも再び同じことが起これば当然俺も無関係ではいられないし、最悪のケースに発展しないことを祈るばかりだ。
a0182327_7315251.jpg

[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-07-25 07:32 | 不定期日記

初心に帰って、、

昨日は自分の人生の中でも、おそらく最悪な日の一つだった。どんなにつらいこと、腹立たしいことがあっても、やっていけないことはある。でも俺はそれをやってしまった。友達の大事なものを傷つけてしまった。そして周囲も裏切る行為、嘘をついてしまった。そしてそこから逃げることばかりを考えていた。もしあの人が説得してくれなければ、俺は一生嘘をつき続けることになっていただろう。でも、きっとその友達にとってはもっと最悪な日だったろうし、おおきなストレスとショックを受けたことだろう。ああ、他人の気持ちになって思いやるって本当に難しい。その人の過去や生い立ちまで理解しなければ、きっと本当にその人の気持ちを理解できないのではないだろうか。

今日俺は自分のやったことを認め、皆に謝罪した。皆は俺の謝罪を受け入れてくれたし、これからの俺のために助言もしてくれた。でも、本当の問題の解決になったのだろうかは解らない。でもとにかく今は自分のしたことを反省しなければ。。今は絵を描くことはとうていできない。
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-07-09 11:26 | 不定期日記

制作,そして展覧会

制作と、人間関係のストレスで、日々押しつぶされそうな毎日だ。絵を描くことで創造して自己を発散しているはずなのに、とても苦しい。何故だろう。余計なことが耳に入ってきて、本当に自分の絵について考えていない。自分の描いた絵を客観視して、いやむしろ自分の頭を一回真っ白にして自由に気楽に感じて、発想して、物を作ってみたい。そう、純粋に物つくりがしたいよ。
何故にそんなに窮屈に生活しているのだろう。歌を歌うように、心で感じて、創作意欲が湧いてきて、そしてそこから自分に厳しく作品を作っていけばよいのではないだろうか。

下は今、描きかけの絵
a0182327_9162648.jpg
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-07-06 09:17 | 不定期日記

突然休日!

a0182327_7143645.jpg
今日は月曜で平日と思って外出したら、普通のお店はすべてしまっていて、通りがけのおばさんに聞いて今日が休日だと知る。完全ノーマークだったわ。
なので予定を変更してBayern TicketでKochelという湖のある所まで遠足へ。そこにはFranz Marcのコレクション館があるのだ。展示は彼と同時代の作家も絡めて、Marcの初期の絵から抽象へ向かう絵が見れる。そんなに量はないが見ごたえがあった。Kleeの特別展示もあって、見たけど、まだまだ彼のレベルには追い付かないなあ、と実感。今の俺の先の先ぐらいのレベルの絵を見ても、色がきれいだなあぐらいしかわからない。
KochelはMuenchenから電車で1時間ほどだが、途中のStarnburgという駅で降りると、目の前にはStarnbergar Seeが広がっている。その近辺は電車の車窓から見ても、広々とした草原と遠くに森や林がある風景がたくさんあって、ぜひ絵のモチーフにしたい。Starnbergarseeもモチーフとして面白いと思う。



「美術館からのKochel am Seeの眺め」



a0182327_7113184.jpg

寝てんじゃねえよ!!
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-06-14 07:20 | 不定期日記

自分を信じる

大きな絵を完成させた後、講評会で教授や生徒の前で絵を見せて意見などを聞いた。それらの意見は俺自身の考えや絵の見かたとは大きく離れている。でも自分のしていること、積み重ねてきた絵に対する経験や見かたが間違っているとはどうしても思えない。
今日は美術館に行って来た。ドイツの戦前のモダンニズム写真展を見てきずかされたことは、「作品と観者の間のやりとり、そこで発生する何か」がアートの存在意義だということ。一瞬何かの絵かと見間違うかのような構図の写真。写真は絵と違って捉えたものをそのまま二次元の平面に印刷されるが、だから写真を撮った人のコンセプト、この人が何に興味があって、そのモチーフ、構図を選択したのかが大事で、それが見た時にはっきりとこちらに伝わってくること。
そう、単純に作品を「感じる」ことがいかに大切か。絵を描き始めたころは今より感受性がもっと鋭くて、なんとなくわかってたはずなのに、こんな大事なことをあらためて気付かされる。

であれば話は簡単。自分の絵を見て、どう感じるか。もしくは何を感じて絵を描きたいのか。それが答えだ。
[PR]

by rethcawred1058hik | 2011-05-27 09:06 | 不定期日記