加藤方彦のドイツでの日日~kato masahiko in Germany | |||||
友達の家が空いているので九月中はそこに住ましてもらっている。来週からドレスデンに行くので、バイトは昨日で当分入れないだろう。でもなぜかみんな俺が最後だと思って寄せ書きの色紙とか用意してくれてたけれど、そんなこと言ったっけ?また時間あれば働くつもりだし。多分あいつらの勝手な思い込み、自己満足だろうけど、ちょっとだけ迷惑。もちろん色紙をくれるというその行為自体は純粋にうれしい。 でもそれとは別の問題で、俺は、自分の利益しか考えていない人間を軽蔑するし、心の中で殺していく。お前は得してるけれど、他人は損、その尻拭いをしているということに平気でいられる人間を俺は認めないだろう。もしくは本人はそのことについて深く考えていないのかもしれない。俺はそんな人間にはならないようこころがけたい。でも残念ながら世の中そんな人間いっぱいいる。楽だしね、自分のことだけ考えていれば。 でも俺が引っ越すからいろいろ別れや名残りの挨拶をしてくれる友人たちには感謝だ。JaimeとStefie,Jorandaともあって一緒にご飯を食べた。そういえば去年のお別れの際もご飯に招待してくれたなあ。いつか俺がビッグになってご飯に招待するぜ!(笑) そしていつでもドレスデンに来てね。今度会うときはJorandaももっと大きくなっているだろう。またユウコとも久しぶりにゆっくり喋ったけれど、彼女も今ハンスと一緒で楽しそうだし、絵はあんまりよくなってないけれど、そういう生き方していくんだろう。また今の部屋をこころよく貸してくれているSebastian本当にありがとうと言いたい。なにかお礼をしたいんだけど。やはりギブ&テイクだよ。お金ではなく、人間が互いに無償で助け合うことの意味を俺は今実感している。自分ばかりでは絶対ダメなんだ。 そして次の新たな生活に向けて走りださなければ・・。 芸術をこころざすということはたぶん孤独との戦いなのだ。たった一人でポツンとたたずんでいる。周りの無理解や勘違いなど数えきれないほどあるが、それは俺のエゴかもしれないが、それでも一人でもやるって決めたんだ。そういった葛藤を力に変えてたくましく生きていこう。 今日は彫像をドローイングしに行った。同じことの復習かもしれないがコツコツ積み重ねていくこと。
by rethcawred1058hik
| 2011-09-05 10:05
| 不定期日記
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